<西日本> IPO Forumスモールセミナー西日本 第一回目
- 開催日時
- 2017年9月15日(金) 13:30~17:00/大阪
Session1「IPOを確かに成功させる事業計画書作成」
Session2「失敗しないための資本政策」
2017年3月21日に開催した「IPO Forum at 大阪」のフォローアップセミナーとして、スクール形式の個別勉強会を全4回開催しました。 西日本全体のIPO準備・検討企業様にお声掛けしたため、遠方からのお客様も多くいらっしゃいました。そのため、一回当たりの時間を長めにし、密度の濃いセミナーを目指して開催いたしました。
- セミナー総括
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第一回目のSession1のテーマである「IPOを確かに成功させる事業計画書作成」では、株式会社タスク 梅林 健一氏より、企業成長や上場審査に求められる事業計画書のつくり方のポイントを解説して頂きました。
特に、事業計画については、経済環境をどのように考えるべきか、どのように自社の計画を記載するべきか等、具体的に丁寧に案内頂きました。社内外のステークホルダーが、納得して、行動に移すためにも、「書き方」のみならず、「魂の入れ方」について熱く解説も頂き、参加者からの満足度も高いセッションとなりました。
Session2のテーマである「失敗しないための資本政策」では、あいわ税理士法人 矢崎 健二 氏より、後悔しないための資本政策として、具体的に必要な作業とその効果やデメリットについてご案内頂きました。こうしたテーマを整理するセミナーは数少ないこともあり、受講者の多くが熱心にメモを取られておりました。具体的な話も多かった為、自社に置き換えて考えることが出来、セミナー修了後も質問が続いたほどです。
【参加されたお客様の声】
◎ とても分かりやすく、正に社内でやらなければならない内容をお話していただけたので、活かしていきたいと思います。ありがとうございました。
◎ 次回以降も期待しております。
◎ 中期経営計画について、1)冷静な計画と2)アグレッシブな計画の「どちらを作るか」ではなく、まず2)を作り、そして1)の精度を上げていう発想はありませんでした。大変参考になりました。
【参加されたお客様の課題】
◎ 管理人材のスキル、知識、人数不足
◎ まだこれからですので、悩みはありません。
◎ まとめて行っている税理士業務とコンサル業務をいかにうまく切り離し区別するか、という点が課題です。
◎ 業務マニュアル作成に当たり、社内に原案作成に従事出来る適任者が(なかなか)いない。
- スタッフ後記
- アイディアで勝負をするスタートアップ企業とは異なり、既に基盤となるビジネスがしっかりとあるIPO準備企業が多かったこともあり、事業計画や資本政策についても、既に取り組まれているところも少なくありませんでした。しかし、今回のセミナーでは、最新トレンドもふまえての解説で有り、改めての気づきや、自社で取り込めていない話も多かったようで、質疑も多く発生し、熱量の高いセミナーとなりました。
【 講師 】 | ||
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株式会社タスク | あいわ税理士法人 | |
西日本エリア 事業推進部長/公認会計士 | 大阪事業部長/税理士 | |
梅林 健一 氏 | 矢崎 健二 氏 | |
大手監査法人において法定業務、株式公開、M&A業務にも従事した後、上場準備会社、企業再生コンサルティング会社を経て、タスクに参画。 企業経営に内部、外部から関与した経験を踏まえ、計画策定支援、内部管理体制構築を中心に上場準備支援業務に従事。 | 個人会計事務所を経て、あいわ税理士法人入所。主に上場準備企業から上場企業の法人税務コンサルティング業務に従事。併せて資格の学校TAC税理士講座にて消費税法の講師を担当。著書に「速報版!!平成28年度税制改正マップ」(共著 税務研究会)、「消費税の実務手順‐フローチャートだけでチェックする!」(共著 税務研究会)がある。 |
※掲載している情報は記事更新時点のものです。
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