2021年6月、コーポレートガバナンス・コードの改訂をきっかけに、上場企業各社は「サステナビリティ」を基軸とした全社的諸概念の整理と、全社戦略の強化・再構築を迫られている。

これまで企業各社では、新たな社会的要請が登場する都度、対応する新たな「制度・仕組み」や「推進体制（委員会体制）」を増築する方策を繰り返してきた。
しかし、この『増築に増築を重ねる』方法はもう限界だ。

これまでのやり方をグレート・リセットし、「戦術」ではなく「戦略」を強化するための視点と方策とは。森総合研究所・代表 森氏が難解なテーマに挑む。

１．日本企業の弱点補強論～戦略性をいかに向上させるか～

２．上場企業を取り巻く「社会的要請」に応える方策
　（１）ガバナンス強化の本質論～ コーポレートガバナンス・コードの実務的解釈～
　（２）ガバナンス、コンプライアンス、内部統制の関係性
　（３）監査役・内部監査部門のあるべき姿
　（４）戦略としてのリスクマネジメント・ＢＣＰ
　（５）サステナビリティの視点～体制再構築のラストチャンス～

３．取締役会の機能強化と管理職層の役割

４．「制度形骸化」リスクに対処するための処方箋

５．まとめ

６．Ｑ＆Ａタイム（当日及び事前にご質問をお受けいたします。）